本当にあった怖い話・不思議な話
逢魔が時物語


■■〜・〜・〜★【逢魔が時−深夜のコラム】★〜・〜・〜■■

読者コラムニストによる連載企画です





−都市伝説雑考−




◆◆◆読者コラムニスト 古川新吾さん(男性)◆◆◆


 【都市伝説の発生メカニズム/その3】

口裂け女の正体?(前編)



      都市伝説最大のキャラクターと言えば、「口裂け女」であるという事については、
      異存のある方はまずいないと思います。

      口裂け女の噂は、「昭和53年に岐阜県加茂郡から発生した」という事ですが、
      私はその発生地からピンとくるものがあり、口裂け女の正体について以下の
      ような推論を立てるに至りました。

      私が考える口裂け女の正体とはズバリ
      「呼吸器系が弱く風邪を引きやすい体質の女性」、あるいは「重度のアレルギー性
      鼻炎・花粉症の女性」ではないか思われるのです。

      岐阜県は面積の80%が山と森林で、特産品の一つに建築材木の「杉」が
      あります。
      また晩春まで雪が残り、朝晩の冷え込みはかなり厳しいものがあります。

      そのような土地柄で、「風邪を引きやすい」「鼻炎・花粉症持ち」の人間が、
      症状を発症させないためのもっとも簡単な予防策と言えば「マスクをかける事」
      ではないでしょうか。

      それが「女性」で、ヘア・スタイルが「ワンレングス」で、外出の時に着るお気に入り
      のコートが「赤」だったら……。

      昭和53年当時はまだ、「花粉症」という病気は一般にはほとんど認知されて
      いませんでした。
      そのような状況の中で、毎日毎日白いマスクをして通学なり通勤なりで黙々と
      歩く女性を、当時の小学生達は不思議な目で見ていた事でしょう。

      また、ワンレンの髪が風に吹かれて顔を隠すように掛かった時には、
      不思議を通り越して「不気味」だったに違いありません。

      そこで登場するのが、このコラムの第一回目でお話した「もし○○だったら
      怖いな〜」と言う心理です。




      ■次回分は【都市伝説発生のメカニズム/その4 口裂け女の正体?(後編)】です





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