本当にあった恐い話・不思議な話
逢魔が時物語


ここは「聴」の部屋です





ドアを閉める


          ■■■KONOさん(女性)からの投稿■■■



   私は実体がないとされているものを、よく見たり聴いたりする質です。
   それはとても自然に私の目に映るので、あまり怖い感覚はありません。
   そこで、これまでは本気で投稿をしようというところにまで至りませんで
   した。

   ところが今夜、テレビを見ている夫の脇でメールチェックを済ませ、本編の
   『第十五夜 「ガードレール」』を読み始めた時のことです。
   ちょうどガードレールに座る「お爺さん」の段に差しかかった時、我が家の



       
アパートの鉄製のドアが閉められる音を聴いたのです。



   慌てて、TVにかじりついている夫をせかし、玄関を出て廊下まで覗いてみ
   ましたが、なんの気配もありません(夫は音に気づかなかったのです)。
   ドアを開ける音はなく、閉める音だけでした(それも変な話です)。
   かけていなかった鍵をしっかりかけて、茶の間に戻りました。
  (kk184)




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