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ここは「視」の部屋です
−学校の内線電話−
■■■暁政さん(男性)からの投稿■■■
この話はS中学校で十年ほど前にあった話です。 新しく入った教師W先生の体験談です。 先生はまだ入ったばかりの先生だから、色々やる事がいっぱいで、いつも 帰るのは最後です。 いつものように一番最後だった時、突然「ルルルルル」と非常用の 学校内線の電話が鳴りました。 先生は「何だ?」と思い、受話器を取りました。 理科室のランプが点いています。 まだ誰かが学校に残っているのかと思い「どうしましたか」と聞きました。 しかし、何も聞こえてきません。 おかしいなと思い、理科室に行ってみました。 理科室には鍵がかかっていて、誰も入れるはずがありません。 「ガラガラ」と戸を開けましたが、中には誰もいません。 誰かがいた痕跡もなく「し〜ん」としています。 つぎに体育館のランプが……今度は、電話に出ないで行ってみました。 体育館は真っ暗でしたが、あるものが目にとまりました。 女の子がボールを持って遊んでいたのです。 ドアも閉まっている中で、一人で遊んでいます。 よく見ると、その子はまだ五歳ぐらいで、バスケットボールを持って 壁にぶつけて遊んでいます。 後ろを向いていたため、顔がわかりません。 暗闇の中で、その子だけ「ぼ〜」っと見えています。 とても不思議な眺めでしたが、その子は「くるっ」とこちらを向き ました。 すると、その顔はおばあさんの顔でした。 背丈、服どれを見ても小さな女の子なのに……。 すると「にやっ」と笑い、すうっと消えていきました。 あわてて職員室に戻ると、すぐに帰る準備をしました。 そして、帰ろうとすると、「ルルルルルルル…」また、電話が鳴り響いた そうです。 (sh451) |